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2005年2月

2005年2月24日 (木)

最後の日記

Wz3fuhkb しばらくぶりのエントリが、このような内容になってしまう
のもいささか心苦しいのですが、、、今回をもってこのブログを終えることになってしまいました。

思えば、半年間という短い期間ではありましたが、自分にとっては貴重であり、かけがえのない時間でした。
日本を離れてみて、日本のいろいろな面も再確認することができましたし、何よりフランスでの暮らしの豊かさを実感できたことは、これからの生活の大きな財産になると確信しています。

思いもかけず、このブログもたくさんの方に見ていただけたことも有難かったですし、またコメントを頂いた方々には、本当に感謝しております。

機会があれば、また別の形でお会いできればと思っておりますので、その際にはまたよろしくお願いいたします。


今日、この冬初めてパリに雪が積もりました。
雪化粧したパリは、また別の美しさがあります。
今日の景色を、心に焼き付けておきたいと思います。

最後に皆様のご多幸をお祈りして、この日記を閉じたいと思います。

2005年2月13日 (日)

ガラスの家

Aawt_tbj ガラスの家(La Maison de Verre/ダルザス邸、1932年)というPierre Chareau設計による建築物を見学してきました。いくつかのガイド本に名前だけは紹介されているものの、その正体は謎で、しかも見学に当たってはレターによる申し込みが必要とのこと。
一体どんな建物なのか・・・単なるミーハー的好奇心を頼りにレターを書いたところ、今日返事が。開けてみると「見学に当たっては保存協会への募金(200ユーロ〜)が必要で、その入金後に訪問日の1ヶ月前には予約のこと云々」といった内容がフランス語で書かれており、何人かのコーディネーター(ガイド)の連絡先リストが。

募金!?1ヶ月前?やっぱり無理かあ。でも一応確認だけでも、と思い連絡先に電話してみると、「あー、今日これからちょうど1グループガイドするんで、そこに参加できるよ。見学料は一人10ユーロでオッケー。」と、軽いノリの返事。
うーん、レターの内容とのギャップは何なんだ!?でもすぐに見学できるなら行くっきゃない、ということで即出発。

いつもと同様、今回も「全くの白紙」状態で見学しにいったのですが、ガイドはフランス語オンリー。外から見ただけでは伝わってこないガラスブロックを通した採光や空間の使い方など興味をひかれる部分は多々ありつつも、建物の詳しい情報についてはよく分からずじまい。。

見学から帰ってきて、家でネット検索してみると、実は近代建築史上でもかなり重要な建築物とのことらしい。
かのジャン・ヌーベルも影響を受けたらしい、とか。
期せずして、そんな重要な建築を見学することができていた訳ですね。ミーハーも役に立つことがあるもんです。smile
(ちなみにこの建物の内部は一切写真撮影禁止なので、予約して見学するか、高い出版物を見るしかないようです。)

2005年2月11日 (金)

Encadreur

Eg2lc6ji 先日額縁屋のウィンドウに飾ってあったポスター&額縁がとてもセンスがよかったので、そのお店で以前別のところで買ったポスターに合わせて額を作ってもらいました。
店には色々な種類&カラーの額縁の見本が置いてあり、ポスターを前に、どんな額縁がいいかを店主と相談しながら決めました。今日それが上がってきたのですが、とてもキレイに仕上がりましたshine

そういえば、パリでは額縁屋を多く見かけますね。家の周りでも5軒はあるでしょうか?額縁屋といっても、額縁だけではなく、ポスターや絵画、絵葉書など額の中に入れるもの同時に扱っているところが多いようです。
それだけ、パリでは家に絵を飾る需要が多いのでしょうね。

あと我が家に残された問題は、飾るところがないことshock

2005年2月 7日 (月)

Chamonix

A507bjwu 前回オフシーズンに訪れたシャモニーですが、今回は念願の冬本番の時期に、家族と友人たちと6人で行って来ました。
日程の調整に時間を取られ宿の予約に出遅れたことと、ハイシーズンにおけるシャモニーの宿は1週間単位(!)での予約が普通らしく、私達のような週末旅行者には厳しい状況で、取れたホテルも町から数キロ離れた不便な場所。sweat01
さすが、世界のスノーリゾート。

前回訪れた時も不思議に思っていたのですが「一体どこをを滑ることができるんだろう?」という疑問。なんとなく「シャモニー」と名の付く広大なゲレンデがあるように思いませんか?
自分は、そうとばかり思っていたのですが、実際は「Vallee de Chamonix」という30kmほどの谷に大きく6つほどの独立したゲレンデ(勿論それぞれがデカイ)が散らばっていて、それらを巡回バスが結んでいるという構造なのです。だから「シャモニー」と名のつくゲレンデはないのでした。これらのゲレンデを複数楽しもうと思ったら、やはり1週間は最低必要なんでしょうね。。納得。

天気の方は素晴らしく良くて、さすがに早朝はマイナス10度以下に下がっていましたが、昼間は雲ひとつなく下手したらパリよりも暖かいのでは(零度前後)という気候。
今回滑った「Grands Montets」というゲレンデは、3295mまでゴンドラで上がり、「Gracier d'Argentiere」という氷河を目前に見ながら降りてくることができるのですが、その景色のインパクトとスケールはすごいです。
雪面のコンディション自体は、数日雪が降っていないこともあり、決して滑りやすいものではなかったのが残念でしたが、Zermatt同様アルプスのゲレンデは景色が何よりの楽しみですね。


2005年2月 3日 (木)

Zingaro

Iiwq34gm 昨晩、ジンガロの公演を見てきました。ジンガロは騎馬オペラなどと紹介されているみたいですが、オペラというより「人間と馬が織り成す独特の世界」みたいな感じで、どんなものか興味深々で行って来ました。

ジンガロの本拠地(Theatre Eqestre Zingaro)はパリの19区からちょっと市外に出たFort d'Aubervillersにあり、そこで劇団(人と馬)が集団生活を営んでいるのです。ゲートをくぐるとそこはもうジンガロワールド。馬のオブジェや、同じカラーで塗られた馬を運ぶトレーラー、キャンピングカーが並び、レストラン兼待合の小屋(写真)と、厩舎が付いた劇場が同じ敷地内にあります。

今回の演目は「ルンタ(Loungta)」というチベットの人と馬、音楽、宗教をテーマにしたものでした。小さいコロシアムのように直径30mくらいの円形に作られた薄暗い劇場の中に、チベット仏教の音楽と念仏が流れ、お香が焚かれていました。もうそれだけで観客は異次元の世界にトリップします。
そのように作り上げられた舞台の中を、人と馬が(本当にsign01)一体となって時には静かに、時には軽やかに疾走するのですが、それほど大きくない劇場のため、馬が走り抜けるたびに頬に風を感じて、閉じた空間であることを忘れるようなライブ感にあふれた舞台でした。

自分は何の前知識もなく見に行ったので、今回の演出の意図するところなどよく分からない部分もあったのですが、馬だけが放たれたりする場面もあり、馬と人間の自由な関係を感じることはできましたし、チベットの放牧民族における人と馬との関係と、このジンガロが掲げる理念に相通じるところがあるのだろうということも伝わってきました。
何より、一つの独立した世界を作り上げているこのシアター自体のつくりに、とても感銘を受けました。

今回はラッキーなことに、子供も一緒に家族で見に行けたのですが(日本公演が3月にあるらしいですが、日本では未就学児は無理とのこと)、何分子供がぐずらないかヒヤヒヤsweat01ものでしたけど、割と大人しくしていてくれたのでよかった〜。終了後に周りの大人たちから「Il est tres sage!」とほめてもらいました。

2005年2月 2日 (水)

自然回帰

Mjwxwe4q フランスではBIO(有機農産物)流り。ラスパイユのBIOマルシェも人気ですし、スーパーなどに出回っている食品にもAB(Agriculture Biologique)マークという国の認証機関が認めた有機農法による食品がプレミアム付きで売られています。Printemps BIOというオーガニックに関する国のプロジェクトもあり、農業国として国を挙げての動きが見られます。
オーガニック食材ばかりを集めたスーパーでは、大豆系の食品の品揃えが多く、豆腐も売っています。
こうしてみると、自然回帰による健康ブームは世界共通といえるでしょうね。

6区のSt Sulpice近くで見かけたコスメショップで、米、酒と書かれた化粧品を見ました。ここのショップでは自然が持つ効能に着目したコスメを扱っているようです。日本の自然(食品)が、フランスでは価値を持つ可能性も高いのではないでしょうか。
フランスは食品関係の規制が厳しいようで、殆ど日本の食材をこちらのスーパーで見かけることはありませんが、今後はもっと増えるかも!?