
この週末に念願のWRC観戦に行って来ました。丁度、10月15〜17日に、フランスのコルシカ島で"Tour de Corse"(ツール・ド・コルス)が開催されていたためです。フランス滞在中にフランスラリーが開催されるなんて、これは行くっきゃない!って感じ。
今回は、丁度年間ワールドチャンピオンの行方がかかったタイミングでもありました。
実際行ってみての感想といえば、、、WRC好きの自分にとっては、まさに夢のような2日間でした。

本当は金曜日(シェイクダウンも入れると木曜日)から大会は始まっていたのですが、学校があるため土日の2日間の強行軍で行って来ました。木曜の夜までに月曜日に提出するレポートを仕上げて、土曜日の早朝に出発。
コルシカ島は、地中海に浮かぶ島でナポレオンが生まれた所として有名ですが、地形は3000m弱の高山が屹立する高低差の激しい島です。この自然の地形と、村々を縫うように走る細いアスファルトの道(勿論公道)をコースとしてラリーは行われます。
WRCについても少しだけ。1911年にモンテカルロラリーが開催されてから90年以上の歴史があります。FIA(国際自動車連盟)が開催する世界選手権としては、皆さんご存知のF1と、そしてこのWRC(世界ラリー選手権)しかありません。つまり、自動車競技におけるワールドチャンピオンは、世界に2人しかいない訳です。
日本ではあまり馴染みのないWRCですが、ヨーロッパではその長い歴史とともに生活に密着している感じです。公道を使って開催される大会のために、警察や地元のボランティア、そして住民など大勢の人の協力がなければ成り立ちません。そんな大会だからこそ、世界選手権という異次元の世界に直接触れることができるのですね。
コースは首都アジャクシオをホームとして、全部で12のSS(スペシャルステージ:最短タイムを競う全開走行)を含めた1036.26Kmを走ります。日本で見るWRCはSSの模様しか放映されませんが、実際はホームとSSの間もラリーカーが実際に走行して、時間通りに走らなくてはいけません。そのため、一般のクルマとラリーカーが一緒に走る場面もあるのですが、自分がSSに向かう背後からラリーカーが爆音とともに自分の車を追い抜いていく時とかは、しびれます。
またホームでは、すぐ目の前で世界のトップドライバー達がクルマを降りて談笑したり、記者の取材に答えたり、ファンの人達にサインしたりしているのです!これまた、クラクラします。実際自分も、今回ワールドチャンピオンになったセバスチャン・ローブをはじめ、歴代の世界チャンピオンにサインをもらい握手したり、ちょっとだけ話したりさせてもらいました!

(ミーハー丸出しですね)
クルマも超間近で見ることができます。モーターショーなどでは5m以上近づけない上に、日本だったら黒山の人だかり間違いないのに!
ローブはフランス人のスターでシトロエンに乗っていますが(写真の人)、昨年はスバルのソルベルグに僅差でチャンピオンを逃していたんですが、今年は今回ワールドチャンピオンに王手をかけていました。
フランスラリーということもあり、地元の人達の応援にも熱が入っていました。
SSでは、そんなドライバー達が全開走行するのですが、1台6000万円以上すると言われているワークスマシンの咆哮は、F1とは違った迫力があります。
また路面状況も晴れたり、突然雨が降ったりでコロコロ変わるし、普通の公道なので荒れたり、土をかぶっていたりする訳ですが、そんな中を全開で走っていく姿は本当にカッコいいです。
結果的には、総合2位に入ったローブが年間チャンピオンを獲得するという劇的な幕切れとなり、自分もローブがホームに帰ってきた瞬間も目撃することができました。
家に帰ってきてTVを見ると、7時のニュースでそのシーンが映し出されていて、なんだか実感湧かなかったです。世界が注目する場面に居合わせたということが。
まあ書いているとキリがないので、この辺でやめときます。それにしても、本当に夢のような2日でした。お陰で、コルシカ島に行ったのに、観光らしいことは全くしませんでしたが。

でも素晴らしい自然を見ることはできたのでよかったです。
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