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2005年2月 3日 (木)

Zingaro

Iiwq34gm 昨晩、ジンガロの公演を見てきました。ジンガロは騎馬オペラなどと紹介されているみたいですが、オペラというより「人間と馬が織り成す独特の世界」みたいな感じで、どんなものか興味深々で行って来ました。

ジンガロの本拠地(Theatre Eqestre Zingaro)はパリの19区からちょっと市外に出たFort d'Aubervillersにあり、そこで劇団(人と馬)が集団生活を営んでいるのです。ゲートをくぐるとそこはもうジンガロワールド。馬のオブジェや、同じカラーで塗られた馬を運ぶトレーラー、キャンピングカーが並び、レストラン兼待合の小屋(写真)と、厩舎が付いた劇場が同じ敷地内にあります。

今回の演目は「ルンタ(Loungta)」というチベットの人と馬、音楽、宗教をテーマにしたものでした。小さいコロシアムのように直径30mくらいの円形に作られた薄暗い劇場の中に、チベット仏教の音楽と念仏が流れ、お香が焚かれていました。もうそれだけで観客は異次元の世界にトリップします。
そのように作り上げられた舞台の中を、人と馬が(本当にsign01)一体となって時には静かに、時には軽やかに疾走するのですが、それほど大きくない劇場のため、馬が走り抜けるたびに頬に風を感じて、閉じた空間であることを忘れるようなライブ感にあふれた舞台でした。

自分は何の前知識もなく見に行ったので、今回の演出の意図するところなどよく分からない部分もあったのですが、馬だけが放たれたりする場面もあり、馬と人間の自由な関係を感じることはできましたし、チベットの放牧民族における人と馬との関係と、このジンガロが掲げる理念に相通じるところがあるのだろうということも伝わってきました。
何より、一つの独立した世界を作り上げているこのシアター自体のつくりに、とても感銘を受けました。

今回はラッキーなことに、子供も一緒に家族で見に行けたのですが(日本公演が3月にあるらしいですが、日本では未就学児は無理とのこと)、何分子供がぐずらないかヒヤヒヤsweat01ものでしたけど、割と大人しくしていてくれたのでよかった〜。終了後に周りの大人たちから「Il est tres sage!」とほめてもらいました。

2005年1月12日 (水)

Epiphany

Qf8xjmbn 先日の日曜日は、1月6日のEpiphany(公現日=キリストが東方の三博士:Les rois magesに神性を明らかにした日)のあとの最初の日曜日にあるお祭りの日でした。
この日には、Galette des Rois(ガレット・デ・ロワ:王様のお菓子)という、中に幸運のフェーヴ(空豆、小さな陶器の飾り)が隠されたケーキを買ってきて、切り分けたケーキにフェーヴが入っていた人が、その日の王様ということで、ケーキについてくる王冠をかぶるという風習があります。
この日の前後には、ケーキ屋やパン屋には、この王冠がかぶさったケーキが必ずといっていいほど並べられていて、みんなが買っている様子でした。

ウチもこの祭りに乗じて、サンジェルマン・デ・プレにあるラデュレでガレット・ド・ロワを買ってきて楽しみました。
ケーキの中には写真にもちょこっと写っている、かわいいテントウムシのフェーヴが入っていましたheart
コドモは王冠をかぶってご機嫌の様子でした。

この日を境に、パリでは長く続いたクリスマス気分も抜け、今度はいよいよソルドの時期に突入し、また街に人が溢れることになるようです。

2004年11月28日 (日)

L'atelier Renault

Msxhc0zh シャンゼリゼ通りには、大手クルマメーカーのショールームが点在しているのですが(メルセデス、トヨタ、プジョー)、中でもルノーのショールームは一際目を惹きます。
2ヶ月に1回は展示内容を変えるというショールームの現在のテーマは「サンタクロース」。

Pierrick Sorinという映像アーティストによって演出されたショールームは、不思議な映像とアートで満たされていて、クルマのショールームというよりも、まさにアトリエといった趣。
別にクルマに興味がない人でも楽しめます。(実際、いろんな客層の人達が見物しに来ていました)
2Fにはバーやレストランもあって、イベントの様子を見下ろしながらお茶や食事もできる構造になっています。

クルマそのものよりもアート性を志向するあたりは、さすがフランスのメーカーならでは、といった感じですね。

2004年11月18日 (木)

フランス代表

Srjowuip 今日はサッカーW杯フランス大会の決勝が行われた、Stade de Franceに、フランス対ポーランドの親善試合を見に行ってきましたsoccer
現在、2006年W杯ドイツ大会の予選期間ではありますが、今回は親善試合ということもあって、「盛り上がりは今ひとつだろうな〜」と思っていたのですが、そこはやはりお祭り好きの国、発炎筒は焚くし、ウェーブは幾度となく続くしで、かなりの盛り上がり。

更にポーランドからの応援団がかなりの熱狂ぶりで、数での劣勢をものともしない勢いでした。スタジアムの外にも大型バスが何台も停まっていたので、恐らく団体で応援に駆けつけてきたのでしょう。

試合前に選手がアップしている時には、スタジアムの正面の一番前まで行って、今回出場していたアーセナルのアンリやビエイラを間近で見ることができました。おまけにアーセナルのベンゲル監督も。
今回別に安いチケットしか買っていなかったのですが、日本のスタジアムだったら、ブロックごとにがっちり区切られていてチケットがなければ正面席なんて行けないのに、こっちは区切りがゆるいので、一番前まで簡単に行けてしまいました。
こういう時は、フランスのルーズさ(!?)に感謝ですね。

2004年11月17日 (水)

MARIE

Pmu0i3fk アンパンチさんのブログで一部の作品は東京都現代美術館に行っていると知りつつ、訪れた国立ピカソ美術館。
ピカソという芸術家の、内に秘めたさまざまな種類のエネルギーの変遷を感じることができる美術館です。

自分もあんまり知識がないので、ピカソといえばキュビズムやシュール系の大胆なタッチが思い浮かぶのですが、時々意外なほど'可愛い'作品があって、目をひかれました。
キュビズムで描かれたギターの絵の側に、ダンボールの工作(失礼sweat01)のような習作があったりして、制作の過程が見えてそれがとても楽しいのですが、この「工作」たちが結構かわいいです。
あと鉄板で作ったピエロの彫像とかも。

写真は、1937年の作品で恋人マリー・テレーズのポートレートなんですけど、なんだか、これも可愛い絵でしたね。
きっとピカソの優しい気持ちが強く出ていた時期なんだろうな、と。そんな気がしました。

2004年10月12日 (火)

パリモーターショー

8lrxlomq 原題は「MONDIAL DE L'AUTOMOBILE」ですから、「世界の自動車ショー」というのか、「自動車ワールドカップ」といった感じでしょうか?

いや、たまたま日本の大学院の学友(といっても社長さんですが)がパリに陣中見舞に来てくれた際に、最終日だからとういことでほんの少しだけ行っただけなんですけど。

個人的には、フランスの自動車メーカー、ルノーやプジョー、シトロエンがどんな感じで出展しているのか興味があったのですが、全体的にはコンパクトカーシフトが相変わらず続いている感じでした。ただルノーのブースに置いてある「巨大な松の盆栽アート」みたいなのには驚きましたが。
プジョーブースにも松が置いてあり、改めて「和」というのがイケているらしい、という印象を受けました。(特に「Zen(禅)」が流行っているみたいですね。フランスの大手銀行のクレディリヨネの商品名にもZenというのがありましたshock

それにしても、フランス人がどこまで日本のことを理解しているのか甚だ疑問ですね。まあ彼ら流に勝手に解釈して喜んでいる、というのが実情のようです。留学生の身としては、経済面ではイマイチでも、文化面などそれなりに興味を示してくれるのはかなりメリットではあります。

ちょっと目を惹かれたのが、ご存知「Smart」と「MINI」で、この2つの個性派コンパクトカーは、ブースもかなり遊んでました。やっぱり、こういうクルマは楽しいです
作り手が楽しんでいるものは、やっぱり伝わってきますね〜

とういことで、モーターショーを散歩した後に、社長から焼肉おごってもらいました。ご馳走様でしたsign01

2004年10月 4日 (月)

第1日曜日

Qfrr3bdp 毎月第1日曜日は、美術館が無料公開される大盤振る舞いの日なので、早速オルセーと、ポンビドゥーセンター内にある国立近代美術館に行ってきました。
なにしろ作品が多いので、それだけでもかなりぐったりコースですね。

オルセーは入場するのにかなりの列ができていましたが、思ったほどではありません。ただ印象派の作品が陳列してあるフロアはごったがえしていて、特に日本から来たと思われるオバさまが目立っていました。。shock

数多くの名作をただで見れるなんて、さすがパリですね〜。

近代美術館が入っているポンビドゥーセンター自体も、非常にユニークな建築物ですが、これが30年も前からあるということに驚きます。
1Fにあるブックショップには数多くの美術、建築関連の本が置いてあり楽しめます。

来月はどこに行こうか。。
(写真はオルセーの時計裏から見えるセーヌ方面の眺め)

ちなみに、今日からパリコレが始まるそうです。
別に見れる訳じゃないけど。

それと、今日の夜から明後日にかけて、ちょっと遠出をしてきます。その報告はまた改めて。

Nuit Branche

6l6affjn 10月2日(土)の夜中から翌日の明け方まで、Nuit Branche(ニュイ・ブランシュ:白夜)というイベントがパリ市主催で開催されていました。

このイベントは、夜通し様々な美術館や公共施設などで、芸術イベントやコンサートなどが行われ、パリ中が「芸術」に包まれるといった趣旨のようで、数十箇所にわたる場所で様々なプログラムが行われていました。

深夜にも関わらず、またまたすごい人出と熱気に遭遇し、改めてイベント好きな民族だと思いました。
と同時に、芸術に対する理解の高さと熱意には敬服します。

丁度こちらで自転車bicycleを購入したばかりだったので、チャリで様々な場所のイベントを目撃することができました。ただ、あまりにも多い人ごみに、自転車を押すはめになることもしばしばでしたが。。

写真はオペラ座の前で、ハープの生演奏とともにソロ歌手が熱唱する場面です。いつもは白くライトアップされているオペラ座が、この日はブルーのライトで照らされて、幻想的でした。moon3

http://www.paris.fr/fr/actualites/nuit_blanche_2004/photos.asp