gourmet

2005年1月30日 (日)

Mont d'Or

Fkjwb6ue 続「フランス万歳」シリーズ。皆さん「モンドール」というチーズをご存知でしょうか?自分もその名前からなんとなく気になっていたこのチーズsmile。フロマージュリーの店頭に冬の時期だけ並べられるチーズで、フランスとスイスの国境にあるモンドール(黄金の山)一帯で秋から冬の間だけに作られるそうで日本での流通量も少ないようです。

形状としては、エピセアというもみの木の箱に入った円形のチーズで、この時期には店頭の目立つところに積まれているのですぐにそれと分かるのですが、同じモンドールといってもフランス産、スイス産などいろいろな銘柄があるようです。実際いくつか試してみて、味の違いがいろいろあることを知りました。
値段は大体1Kg25ユーロくらいでしょうか?大体500gくらいはあるのでこちらでも高めの部類だと思いますが、日本で買うことを考えるときっととってもリーズナブルですよね。

表皮をはがしてみると、中には十分に熟成されたとろーりとしたクリーミーなチーズがたっぷり入っていて、そのままでも、パンに塗って食べてもおいしい!食感が軽いので、気がつくとあっという間に減っていたりします。

いろいろな種類のチーズを気軽に楽しめるのもフランスならではですよね。かく言う自分も、チーズに対する知識も興味もあまりない超初心者だったのですが、ちょっとずつ買って食べているうちに舌がチーズ慣れしてきて、チーズの奥深さに感銘を受けることしきりの今日この頃ですsign01

2005年1月22日 (土)

屋台のクイニーアマン

5b2u4vha この間、16区のイエナの近くで開かれるプレジダン・ウィルソンの朝市に行ってきました。
ここは他の朝市よりも人が少なめなので買い物しやすく、新鮮な魚介類が豊富なのが印象的。

ここの朝市の屋台で食べたクイニーアマンがとても美味しくて、かなり甘いにも関わらずぺロッと食べてしまいました。クイニーアマンというと日本のパン屋などでもたまに見かけることがありますが(バターたっぷりのパイ生地の層の間にグラニュー糖がまぶしてあるブルターニュ地方のシンプルなお菓子)、印象としては別モノ。屋台でバターをたっぷり敷いて熱々に焼いて食べるのは初めてでしたが、焼きたての美味しさは格別heart
(もともと5cm四方くらいの大きさの焼いた後に、屋台のオジさんが食べやすいように細かく切ってくれるのです)

ここでは、他にもエスニックなレバノンのクレープ?を食べましたが、それもかなりの美味でした。

朝市では、いろいろな食材に出会うだけでなく、こういった屋台フードを食べる楽しみもありますねsign01

2004年11月21日 (日)

Millefeuilles

8vcmrro1 自分は自他共に認める(他とはちなみに奥さんですけど)ミルフィーユ好きです。
だからいろんなケーキ屋でミルフィーユを見つけると、ついつい手が出てしまうんですよね。

ちなみに神戸ではエストローヤルのミルフィーユが好物ですheart

ミルフィーユってシンプルなお菓子なので、パイ生地とカスタードクリームそれぞれのおいしさもさることながら、やはり食感がすごく大切で、表面のパリッとしたところと、カスタードクリームと合わさってしっとりしたところ、それにクリームの量がうまくバランスされていることが大事だと強く勝手に思う次第なのです。

そんな訳で、ミルフィーユの本場パリに来てから既に5つほど食しましたが、やっぱり全体的にレベルが高いです。パンと同じくそれぞれ店の個性が出ていて、違った味わいを楽しめます。
でも今回食べたMulotは、やっぱり完成度が高かった〜shine。パイ生地にもバニラビーンズがまざっていて香り高く、食感も非常に自分好みのバランスでした。
Mulotはパンも惣菜もみんなレベルが高いですね〜、高いけどsweat01

2004年11月16日 (火)

ショーウィンドウ

Mkio0uh_ こないだ、チャリでピカソ美術館行った帰りに、STOHRER(ストレー)というパリでも一番古いというお菓子屋さんに寄ってケーキ買ったんですけど(店の外に、歴史的建築物を示すモニュメントがありました。1725年創業)、こっちで思うのは、ショーウィンドウ見てるだけで「あー、おいしそーheart」とか、通りの人を引き寄せる何かがあるんですよね。

一言で言えば「手作り感」と「作り手の楽しさ」みたいなものが伝わってくるってとこでしょうか?こっちでは、店の人とお客さんがよく喋ってることが多いですけど、店そのものもコミュニケーションが上手なところが多い気がします。

ちなみに、ケーキは素朴な感じのものが多く、「どこか懐かしい」感じのほっとする味わいでした。

2004年11月 6日 (土)

青果屋さん

Ukn3dook こちらの青果屋さんでは、日本では見かけないような食材があって、品揃えも大分違うので、結構新鮮です。

まず店頭は大抵果物が並んでいて、今はリンゴが3〜4種類、クレモンティーヌというみかんのようなかんきつ類や、マンゴー、洋ナシ、アボガドなどが見られます。それから、きのこ類が5種類くらい、見たことのないものばかりが並んでいます。
(辞書で見たら、ジロル茸、ヤマドリダケ、ヒラタケ、アンズタケ、ラッパタケなどといった名前がでてくるのですが)これらは、どう調理するんだろうsign01sign02

店内に入ると、ハーブ類や菜っ葉系がかなりたくさんの種類並んでいたり、ビーツやルバーブ、あとトマトも4〜5種類くらいあって、何がどう違うのかよく分かりません・・・

それから写真の乾物コーナー(果物やマロンなど)があって、たくさんの干し果物が並んでいます。アプリコット、いちじく、バナナ、メロン、プラム、、そしてナツメヤシの実(datte)をここで発見しました。

このナツメヤシの実のことは、人から聞いていて気になっていたのですが、日本では見ることがないこの食物、チュニジアなどから輸入しているみたいで、生食の他、ジャムや乾果にして食べると辞書に書いてありました。あめ色をしたこの実を実際食べてみると、食感は干しプラムに似てちょっと皮が固めで中の実の部分は柔らかいのですが、やや繊維質。でもくせのない甘さで、意外と食べれるといった感じ。
最近、ダノンのヨーグルトにdatteが入った新製品が出ているのをCMで見たので、そうやって食べる人も多いのでしょう。

あと、柿が「KAKI」として売られています。見た目は日本の柿よりもちょっと縦長で、相当熟した状態で「SUCRE(甘い)」という札付きで売られています。これもフランスで生産しているのでしょうか?

日本語自体がフランス語になっているものは「MANGA」「KARAOKE」「JUDO」「KARATE」「TATAMI」などは聞いたことがありましたが、意外と身近なところに「柿」があったとは。

2004年10月28日 (木)

早っ

Eia451fw 先週末訪れたある地方の小さな村に、パリでも有名なジャム&お菓子屋さんがあります。ここの店&ジャムのことは、パリマニアの友人から教えてもらいましたpresent
その話を知らなければ絶対に行くことがないような、ブドウ畑に囲まれた人口300人ほどの小さな村。そこに、たくさんのお菓子と食器でかわいく飾られたショーウィンドウを持つその店はありました。

ところが、、その店の前には日本人とおぼしき女性3人とカメラを持った男性が。
「こんにちはー」と声をかけると、「こんなところまで、日本から来たんですか?」とかなり怪訝そうなリアクション。「あー、パリからです。今留学中なもんで」と答えると「菓子の専門学校かなんかですか?」。。。

どうやら、その人達は雑誌の取材で来ている模様。更に話を聞いていると、中では日本の企業が今商談中で、それを待っているんだという話。

日本から遠く離れたこんな小さな村の小さな店に、日本人が集まっている様子は、なんだかとても妙でした。
でも、美味しいものがあると聞くや、世界中どこでも真っ先に飛んでくる日本人の好奇心旺盛さ、貪欲さには、脱帽ですね。(お前もだろっというツッコミが聞こえそうですが)

ちなみに、ジャムとその店でしか買えないというチョコレートを買ってきました。うーん、幸せheart

2004年10月21日 (木)

やっぱり牡蠣。

Zkzyzsuf ここんところ雲が厚くたれこめ、どんよりと冷え込む日が続くようになってきて、太陽好きsunのパリジャン、パリジェンヌにとっては「あー、またしばらく太陽とお別れか、、、」といった気分なのでしょうが、これからの時期のパリで忘れてはいけないのが牡蠣でしょうね。

こちらでは、日本に比べると魚屋が少なく、スーパーでも魚や貝類は冷凍で売っていることが多いみたいです。だから、パリ市内で2つしかないカルフールの一つ(カルフールの中でも一番小さい方らしいが、それでも巨大)に行った時に魚売場を見たときには、「あーやっぱりあるところにはあるんだ」と思ったものです。

勿論その後、朝市をはじめ、町の魚屋、大きいスーパーでの鮮魚コーナーなど、ぽつぽつ存在は確認していますけど、少ないのは間違いないです。

ところが牡蠣だけは特殊で、町のカフェ&レストランの入り口付近に屋台的に牡蠣が並べられて売られ始めるのです。勿論そのレストラン内でも供されている訳ですが、この屋台風牡蠣売りはちょっと変な感じですね。(日本でいうと、地方にある産直野菜、鮮魚売りコーナー併設ドライブインといったところ?)
でも、このシステムがあるから牡蠣だけは気軽に手に入る
ようです。

こちらでは牡蠣といえば生食しかなく(見てる限り)、不安な噂を聞くこともあるのでちょっとだけ腰がひけますが、でもこの間トライしてみたところ、やっぱり相当おいしいsign01heart
こちらでは、牡蠣の種類もいくつかあるのと、サイズでも分けられていて、それぞれ値段が異なります。大きい方が値段も高いのですが、人によって好みがあるみたいですね。

またレストランでは、牡蠣以外にも「Fruits de Mer(=海の幸)」として、様々な種類の貝、エビなどの盛り合わせもありますが、こちらもかなり良さそうです(ちなみに魚の刺身fishはありません)。でも結構いい値段するので、そうそう気軽には食べられませんね・・sweat01

生牡蠣には、付け合せのパンとビネガーがついてくるのですが、それぞれ牡蠣と合わせて食べると美味しいです。
これで、冬にかけてのパリの楽しみが一つ増えました。
(ただし、体調がよいときに限る)

2004年10月15日 (金)

つかさずレ

Kikjilxt パリではどうも日本食が人気らしく、パリの至るところで日本食レストランを見かけます。"至るところで"と書くとやや大げさに聞こえるかも知れませんが、繁華街的なところでは、大抵あるといっても過言ではありません。
道を歩いていると漢字で書かれた看板が異彩を放っているのですぐ目に付きます。それらの店をよーく見てみると「SUSHI/YAKITORI」か「SUSHI/YAKITORI/SASHIMI」という組み合わせが多いようです。

「そっかー、パリでは寿司と焼き鳥を一緒に食べるのが通なのね」と決して思ってはいけません。その証拠に、これらの店では、まるで示し合わせたかのごとく、カタカナでスシハウスならぬ「スンハウス」と書いてあったり、写真のようにスシが「すレ」になっていたりするのです。

もうお分かりのように、パリにある大半の日本食レストランは中国人がやっています。現地の日本人に話を聞くと6割は確実に外資系sign02日本食レストランであるとのこと。

こういった店ではすしネタも、中国食材店で売っている冷凍の魚や貝を使っているので、値段が高いくせに味はかなりまずいらしい。それでも大抵のフランス人にとっては、当然のように本物かフェイクかの見分けもつくはずもなく、有難がって食べているようです。

こういう部分での中国人は抜け目がないというか、中華料理よりも値段が高くつけられるので、日本食レストランをやっている風な感じです。しかし、フェイクものが日本の寿司だと思われていることには憤りを感じますねangry

まあ、感度のよいフランス人はちゃんと日本人の板前がやっている店に足を運んでいるようですけど。
フランス人の学生にも、大半がニセモノだといったら結構びっくりしてました。
(まあ日本でも、海外から入ってきている食材やレストランは何が正しいのかよく分からないのと同じですが。。)

学校の授業では、日本企業の話題は結構でるし、当然SONYやトヨタ、ホンダなどのブランドは一目置かれているのですが、食に関する知識は貧相です。
少なくとも周りにいるフランス人には、日本文化について本当のことを伝えないと!と思う今日このごろです。

2004年10月14日 (木)

リスの熱狂

Ranaib5z 奥さんからの情報で、家の近所にあるお菓子屋さん(CHOCOLATIER)を覗いてみました。名前は「A LA MERE DE FAMILLE」というのですが、写真をよーく見るととその下に「LE LUTIN GOURMAND:食いしん坊の妖精」と書いてあります。その名のイメージ通り、店内中チョコレートと色とりどりのお菓子、可愛いパッケージに囲まれた、いかにも「町のお菓子屋さん」といった雰囲気のお店です。

情報では「PRUNEAUX FOUREES」という、プラムの種をくり抜いた中にリンゴのピューレなどを詰めたお菓子が名物だとかで、そのお菓子を目当てに行ったのですが、たまたま目についたアイスクリームがとてもおいしそうだったのでついでに買ってみたところ、すごく当たりheartでした。クラッシュしたナッツがまぶされているアイスクリームなのですが、意外とさっぱりしていて、しかも食感がナイス。自分は普段あまりナッツ系を進んでは食べないのですが、これでちょっと見方が変わったかも。。名前を良く見ると、手書きで「Folie de l'ecureuil:リスの熱狂」と書いてありました。名前もいい感じ。

勿論ショコラティエなのでチョコレートも美味しいみたいですよ。今度また買いに行こー。
本当に町の中にさりげなくある店にも、美味しいものがたくさん隠されている、そんなパリのよさに触れられた気がしました。
(でも店の袋を見たら1761年創業sign01と書いてあってまたびっくり)